寝室に追いやられる彼氏の思考

皆さんこんにちは彼氏です。

今布団にくるまりながらこの記事を書いています。

目の前に広がる景色(※布団)

というのも彼女の知人がやってくるため、私の居場所がリビングにないからです。

したがって寝室のベッドでかけ布団にくるまりながらスマホをいじり倒しております。

寝室にただ1人、いや1人と1匹(※飼い猫)で過ごしております。

お仕事の関係や友人関係などで色々な人が彼女のもとを訪ねてくるのは当然のことではありますが、

私は彼女とひたすら絡んでいたい人間ですので、

彼女が人気なのは複雑なところではあります。

独り占めができない。なんでそんなに人が来るんだ彼女よ。年賀状が1枚もこない私とは正反対の人気度です。

さて現在私が幽閉されているこの部屋には私の他に猫もいますが、猫も気分で構ってくれない場合があります。

例えば現在私はベッドの上で自分用の布団をかぶっていますが、

猫は私とは対角の位置に、彼女の布団の足元で丸まっております。

やばいです。全く飼い主(※私)に構う気がありませんこの猫。なぜわざわざ対角の位置に居座っているんだ。

この猫ちゃんも寂しい時や機嫌が良い時などは「撫でて撫でて」と甘え屋さんモードに突入し、

頭を擦り付けてくることもあるのですが、今は全くその気がありません。

忖度する気0です。

権威主義に対抗する気満々です。

「飼い主にこびへつらう時代は終わったニャン」と下克上の構えです。

彼女と同じ空間にいることが出来ず、飼い猫にもガン無視を決められる、

一体私はなにを希望にこの時間を過ごせば良いのでしょうか。

誰か私に指針となる言葉をください。

……と、ここまで文字を打ち込んだところで、

彼女の知人が結局来ないことが判明。

いや結局来ないんかい。

来るかと思って寝室に退避して数十分、結局知人側の都合で来れないことが発覚しました。

完全に布団にくるまり損です。

一体私が布団にくるまって「猫にも無視されるし」とか言っていた時間は何だったのでしょうか。

布団にくるまり損ですし猫に無視され損です。

なんか外で降ってる雨も無駄に強くなってきましたし。なんですかこの水圧、いや音圧は。

雨が弾ける音が強すぎて大きな拍手にすら聞こえてきました。

…いや、これはもしかして私の健闘を称える拍手なのか…?

つらい幽閉生活を乗り越えた私へのせめてものご褒美として、鳴り止まんばかりの拍手が送られているのかもしれません!

そうと分かってはじっとしていられません、

今すぐ拍手を送ってくれている、多くの人たちに応えたいと思います。

ようし、今向かうぞぉ!(勢いのまま外出)(滝のような雨に打たれる)(親の仇のように濡れる)(完)

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